2025年10月30日

ピアノを習い始めた生徒さんに教えなければならないこと 脱力編①

ショパンコンクールが挟まってしまって書いている私がはて?次何だっけとなっております。。。
記憶力が。。。

さて前回・前々回と導入期におけるテクニックについて書きました。概要だけですのでどうしたらという具体的な手法につきましては個々の先生方のやり方があると思いますのでここでは書きません。
今回はテクニックにおいて必須の要素、脱力です。

脱力・・・これがおそらくテクニックにおいて最も重要な要素になると思います。この脱力が出来ているからこそ伸びのある音、響く強音から隅々まで届く弱音、指先による音色作り、無理のない無駄のないテクニック、レガートなどが可能になります。そして腱鞘炎への不安解消。何時間弾いていても疲れない腕・手首等々。

この脱力ですが意外と手首だけと思われている方が多いです。実は大切なのは腕。特に肩の付け根からの脱力は腕だけではなく肘の力も抜け、結果的に手首の力が抜けます。そしてこの脱力が上手くできれば腕の重さを使って音を出すことが出来ますので、カンカンするような硬い強音ではなく、柔らかく深く響きを伴った強音が出せるようになります。そして重みがあるからこそ、究極の弱音も出せるわけです。強弱全く正反対の音なのですが、根本は一緒、と私は長年弾いていて思っております。

ところがこの脱力を教えていない方が多い。特に小さい子供たちに対して一切教えていない方が多いです。テクニック編において叩いて音を出す生徒さんが多いと書きましたが、結局脱力を教えられていない状況で大きい音を出すわけですから、結果的に叩くしかないのです。これは机を普通に叩いてみればわかること。そして脱力なしで弾いていればいずれは手首や腕、肘を痛めます。他教室から移って来られた大きい学年や大人の方で弾いていて腕が痛い、手首が痛くなる、ということをおっしゃる方は全てここに原因があります。そしてそれを直し始めると驚いた表情で全く痛くないです、となります。

そしてもう1つ大切な部位の脱力があります。これが指なのです。指本体の力が抜けいなければ速いテクニックは取得出来ません。
え?と思われますよね。指の脱力って何?それで音が出せるようになるの?という感じ。丸める時に力が入るのではないか?という声が聞こえます。
そこで手首の力を抜いて手をだらんとさせて手自体の力を抜いていみてください。そうしますと指がどういう形になっているか分かると思います。そう、力を抜けば指は丸くなっているのです。指や手首には関節があり、その力を抜けば関節は曲がったままです。これを伸ばそうとすればかえって力が入ります。なので指の脱力も必要なのです。

ではどうしたら腕が脱力をしている状態で肘や手首を支え、脱力状態の指がきちんと丸くして鍵盤を押せるようになるのか。
それは次回のお話といたします。

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posted by Kemeko at 22:34| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月23日

ショパン国際ピアノコンクール閉幕

いきなり寒くなりました。困るよね~昨日なんて師走の気温ですって。今日は少し暖かかったけれど。

今月3日に開幕をした第19回ショパン国際ピアノコンクールが21日(現地時間20日)に閉幕しました。始まったころは先は長いなと思ったけれど終わってしまえばあっという間。早かったな~。

結果は皆さんあちこちで報道されていますからご存知とは思いますが・・・優勝は10年前第17回で4位になったアメリカのエリック・ルー。その素晴らしい演奏は聴いていて幸せでした。柔らかく自然な音楽の作り。私が好きなショパンでした。2位はカナダのケビン・チャン、3位は中国のワン・ズートン。なんと上位3名国籍は違えど全員中国の方。6位までの入賞者で考えると8人中7人がアジア系でそのうち6人が中国系。これはとても珍しいことになりました。
入賞を逃した方、またファイナルに残れなかった方々の中にもとても素敵な演奏をされる方が多くいらっしゃいました。特に2次までいらした中川優芽花さんや今回5位になられたヴィンセント・オンさんは私の好きなタイプのピアニストさん。1位のエリック、2位のケビン共に日本で是非ソロを聴きたいと思っています。ちなみに中川さんは来年の読響定期でベートーヴェンの2番の協奏曲(渋い!)を弾く予定だそうで。もちろん既にチケットGet済み。本当に楽しみです。

こういうコンクールは終わったと色々と物議が起こるものです。特に今回のショパンコンは審査方法・点数が変わり、ファイナルに協奏曲の他に幻想ポロネーズを弾かなくてはならないということもあって、今までとは全く様相が変わりました。おそらく昨年までの方法であればまた違った結果になったと思います。それでも結果は結果。しかも主観での審査。受け入れるしかないですね。私ももう少し順位が・・・と思ったコンテスタントがいます。だからと言ってそれより上位の方が実力不足というわけではないですから。ただ次回はもう少しすっきりとした審査方法でとは思います。

そしてコンクールの楽しみとして知らない演奏家との出会い。何しろものすごい数の演奏家が世界にはいるわけで。しかしそれらを聴く機会って本当にない。なので国際コンクールというのは普段は聴けない演奏家たちを知る機会でもあります。
今回もそういう演奏家がいました。これからせっせと追っかけてみたいなと思います。何回も聴きたいか、それとも1回聴いたらもういいか~になるか。彼らにとってもこれかまだまだ修行の道ですね。

エリザベート王妃国際コンクールとショパン国際ピアノコンクールが重なった今年。他にも色々と行われていますがさすがにお腹いっぱい!
しばらくは余韻を楽しみたいです。

コンテスタントの皆さん、お疲れさまでした。そして素敵な演奏をありがとうございました。

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posted by Kemeko at 22:34| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月16日

ショパン国際ピアノコンクール

久々になってしまいました。
原因は熱を出して寝込んだこと。
鬼の霍乱とは言いたくないですが、数年ぶりにレッスンも休みにしました。

その間に始まったのがショパン国際ピアノコンクールです。
すでに2次予選まで終了。今日で3次予選も終わり明日早朝には本選出場者が発表されます。
寝込みながらこれを聴けたのは良かったかな。ただし昼夜逆転にはなりましたが。

日本人も3人が3次予選に残りました。
ただ私が応援していたピアニスト2人は3次に残れず。
少なくとも3次までは残るかなと思ったのですが、体調を崩しての2次だったそうですから仕方がないかな。
それでもあそこまで弾くというのはすごいことです。

で、残る残らないの基準。もちろん当日良い演奏だったか、他のコンテスタントとの比較、というのもありますが、一番感じたのがコンクールをコンクールとして参加をしているか否か、かなと。変な表現ですが。
曲の出来不出来から言うと弾きなれた曲を持ってくる、弾きこなしている曲を持ってくるのが普通で、その方が事故も起こりにくいですしやりたいことをしっかり伝えられる強みがあります。もちろんこのコンクールに出場をしているピアニストの方々は実力も一線を越えていますから、弾きこんでいなくとももちろん表現が伝わらないことはなく、事故を起こすことも少ないです。それでもやはりこれを目標としてずっと温めてきた曲であればやはり鬼に金棒的なことはあります。
ところがそんな中でも自分が持っているレパートリー外の曲をあえて持ってきている方もいます。そうなるとやはりどこか弱い。それが審査の上で不利になる場合も多々あり。私が応援していたピアニストの方もそうでして。もちろん素晴らしい演奏ではありましたが、何年もそれを弾き続けていた演奏と比べると少々弱かったかなと思えました。その方、別のコンクールの時も同じようにその曲を弾きたかったからというコメントを出していましたので、根本的に今弾きたい曲を一番に選ぶのでしょう。それもまたありですし、ご本人に後悔がないようですからそれも良しと、ファンとしては思います。

現在に残られている皆さん、やはりそれぞれ演奏は素晴らしく一体だれが残るのかなと今から思います。
そしてその顔ぶれで今回のコンクールの基準が見えてきます。
そしてそれが今後の演奏スタイルの基準になってくるわけで。
審査員の方々の責任ってとっても大きいと感じます。

さてさて誰になるでしょうか(^^)

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posted by Kemeko at 19:06| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする