2026年02月18日

読売日本交響楽団第 第689回 名曲シリーズ

コンサートへ行くぞ!第1弾

今年最初のコンサートは読響です。

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と言っても実は読響を聴きたかったのではなく、共演したピアニストの演奏を聴きたくて。。。
共演ピアニストは中川優芽花さん。
21歳でクララ・ハスキル国際ピアノコンクールを制した方で、昨年のエリザベート、ショパン両コンクールに出られた方です。某国営放送のショパンコンクールの特集でご覧になられた方も多いのでは。
私も実はこの両コンクールで初めて演奏を聴きファンになりました。

昨年1月に富士山静岡交響楽団のソリストとしてショパンの1番の協奏曲を演奏されたことは知っていて、その際どんな感じの演奏家は実際にオーケストラで演奏された方に伺いスタイル等は知っていました。その時からこれは聴いてみたいピアニスト!とピンときたわけで。しかしコンクール、特にエリザベートに出た後からのものはほぼ即日完売状態。聴きたくても聴けない状況が続き。今回の読響については昨年の3月の段階で分かっていたので売り出し即購入、でやっとやっと生演奏を聴けたわけです。もう感涙。。。

曲目は
ウンスク・チン:スビト・コン・フォルツァ
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品19
マーラー:交響曲第1番 ニ長調「巨人」

指揮はケレム・ハサン、ピアノは中川優芽花。

まずベートーヴェン2番の協奏曲。とっても良い曲なんです。私も大学3年の時の実技試験で弾きました。良い曲なんですがまとめるのが難しい。素敵に弾くのが難しい。センスを問われる協奏曲です。それを中川さんが選んだというのも納得かな。彼女だからあえてこれを選んだのではないかなと。
実際聴いてみてその考え当たり!と。
元々音が綺麗で音楽も自然。解釈も変に強調することもなく楽譜を深読みして弾く、とういうスタイル。ですので今回の2番も本当にお見事という演奏でした。
コンクールではほとんどがロマン派や近現代だったので音もそれに合わせたもの多く、その中でも課題になっていた古典派もきちんと音を弾き分けている印象が強かったです。それは彼女の音色(おんしょく)が本当に多彩だということ、あるピアニストの方がエリザベートの第1次予選の彼女の演奏を聴いた際、普通の人が24色の色鉛筆ならば中川さんは48色、いやそれ以上の色を持っている(色数はこんな感じだったと思いました)と評されていらっしゃいました。まさにその通りで今回もそれを生で感じ取れました。
この2番の協奏曲はどちらかというとベートーヴェンにしては小粒で軽やかの印象が強い曲です。オーケストラとの対話も多くそれだけに単に『ピアノ』の音だけでは済まない部分がものすごく多いです。それを彼女は見事にオーケストラに溶け込む、しかし決して消えることのない音で弾きました。そしてその音の美しさはクリスタルの光のような輝きがあり、決してオーケストラに沈むことがなく。現在24歳くらいのはずで、その若さでここまで弾くか~と驚きかつ嬉しかったです。
下手をしたら眠くなるような2楽章も心地よく聴け、3楽章の日本人にはむずかしい8分の6拍子を軽やかに、シンコペーションやヘミオラもとてもおしゃれに。言うことなし・・・でした。
そしてアンコールがメンデルスゾーンの無言歌週から作品67-2。ベートーヴェンとは真逆の重みと暗さのある曲。それを今度は全く違う音色、深さで弾き分けていました。もちろん音楽も。

まだ学生を続けているという事ですが、このまま行くと一体この後はどうなっていくのか。楽しみのような恐ろしいようなです。
今年はこの後7月にラフマニノフJの3番の協奏曲があるようで、その後ソロコンサートがあります。今から楽しみです。

そしてオーケストラ曲。
読響の皆様。すみません。。。実はこちらについてはあまり感想がなく。。。タイタンも聴いたことがあるのですが、とにかくベートーヴェンの余韻がすさまじく。すごく良かった~というのはありますが、それ以上の感想となると本当に勉強不足でした。次回はしっかりと勉強をして伺いますm(__)m

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posted by Kemeko at 14:55| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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