今月3日に開幕をした第19回ショパン国際ピアノコンクールが21日(現地時間20日)に閉幕しました。始まったころは先は長いなと思ったけれど終わってしまえばあっという間。早かったな~。
結果は皆さんあちこちで報道されていますからご存知とは思いますが・・・優勝は10年前第17回で4位になったアメリカのエリック・ルー。その素晴らしい演奏は聴いていて幸せでした。柔らかく自然な音楽の作り。私が好きなショパンでした。2位はカナダのケビン・チャン、3位は中国のワン・ズートン。なんと上位3名国籍は違えど全員中国の方。6位までの入賞者で考えると8人中7人がアジア系でそのうち6人が中国系。これはとても珍しいことになりました。
入賞を逃した方、またファイナルに残れなかった方々の中にもとても素敵な演奏をされる方が多くいらっしゃいました。特に2次までいらした中川優芽花さんや今回5位になられたヴィンセント・オンさんは私の好きなタイプのピアニストさん。1位のエリック、2位のケビン共に日本で是非ソロを聴きたいと思っています。ちなみに中川さんは来年の読響定期でベートーヴェンの2番の協奏曲(渋い!)を弾く予定だそうで。もちろん既にチケットGet済み。本当に楽しみです。
こういうコンクールは終わったと色々と物議が起こるものです。特に今回のショパンコンは審査方法・点数が変わり、ファイナルに協奏曲の他に幻想ポロネーズを弾かなくてはならないということもあって、今までとは全く様相が変わりました。おそらく昨年までの方法であればまた違った結果になったと思います。それでも結果は結果。しかも主観での審査。受け入れるしかないですね。私ももう少し順位が・・・と思ったコンテスタントがいます。だからと言ってそれより上位の方が実力不足というわけではないですから。ただ次回はもう少しすっきりとした審査方法でとは思います。
そしてコンクールの楽しみとして知らない演奏家との出会い。何しろものすごい数の演奏家が世界にはいるわけで。しかしそれらを聴く機会って本当にない。なので国際コンクールというのは普段は聴けない演奏家たちを知る機会でもあります。
今回もそういう演奏家がいました。これからせっせと追っかけてみたいなと思います。何回も聴きたいか、それとも1回聴いたらもういいか~になるか。彼らにとってもこれかまだまだ修行の道ですね。
エリザベート王妃国際コンクールとショパン国際ピアノコンクールが重なった今年。他にも色々と行われていますがさすがにお腹いっぱい!
しばらくは余韻を楽しみたいです。
コンテスタントの皆さん、お疲れさまでした。そして素敵な演奏をありがとうございました。
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