2025年09月19日

ピアノを習い始めた生徒さんに教えなければならないこと テクニック編①

やっと暑さが楽になってきました。
先週は友人と名古屋に旅行。私にとっては初名古屋。面白かったです。ただ観たい所を全部回れなかったのでまたリベンジをしないと。

大人の方を教えていてずいぶん経ちます。人数としては数人なのですが、その方々がいらしてレッスンを受けていて仰る共通のことが、そういうことは今まで習ってきませんでした、です。
それぞれ育った環境も地方も全く違うのですが、なぜこう同じ言葉が出るのか。
そしてこれは小さい生徒さんでも言えることでして。

なのでここで初期過程、つまり習い始めのころから数年かけて必ず教えなければならないことを書いてみたいなと思います。
今回はその1回目。

まず私たちがピアノを弾く時に必要なことがピアノを弾くテクニックです。
テクニックと言っても幅が広いですが、子供頃に教えなければならないことの1つに、正しい指の使い方、があります。
まずここから教えませんとテクニックは身につきません。
正しい指の使い方、それは指を鍛えることに繋がりますが、それよりも前にまず鍵盤を押すということを身に付けないといけないのです。

私の教室に移ってきた生徒さんの多くがしていることがドタバタ弾く弾き方。鍵盤をとにかく上から叩いて弾く。これでなにが困るかというとレガートが出来ません。なめらかに弾きなさい、という注意が楽譜に書かれているのをよく見かけますが、弾き方を正しく教わっていなければ滑らかに弾く事なんてまず不可能です。

ではどうしたら良いか。私は子供たちに無理に大きい音を出すことを禁止しています。子供の小さい指、細い指で大きな音を出すは無理があり、それをしたいがため上から引っ叩いて音を出すわけです。ではそこまでの大きな音が必要でしょうか。私はそれはないと考えています。
音の大きさは持って生まれた性格にもよります。特に子供の場合、それがダイレクトに影響します。ですので無理に出させる必要は皆無。
その代わり正しく下に鍵盤を押すことを根気強く教えることが必要です。それには指を使うメカニズムを教える側がしっかりと理解していなけれければならず、ここが私たち先生が勉強をしなくてはならない部分です。どうしたら指を上から叩かず押すことが出来るか。その関節を使って押すのか云々。それが分かればどこを鍛えて行けばよいか自ずから分かってくるわけで。

そしてこれは小さいうちにしっかりと身に付けさせないと、あとから矯正するには生徒たちの大変な努力と根気強さと時間がかかり、本当に大変なことになって今います。

私の教室に未習から入られた生徒さんたちはこの部分をしっかりと時間をかけて習うので、幸いなことに上からドタバタひくいわゆるドタ弾きの生徒さんはほとんどいません。そしてこれが出来ているからこそ指を早く動かすというテクニックを教える段階に進めるわけです。

ほら、レガートでしょ、滑らかに弾けていないじゃない、なんで出来ないの、と生徒さんに言う前にまずその部分がきちんと教えているかどうか確認をしてみましょう。それが先生の仕事です。

そしてそれが出来てきたら次は早く指を動かすことを教えることになります。
それは次回のブログで。

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posted by Kemeko at 22:17| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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