『読売日本交響楽団 第279回日曜マチネーシリーズ』を聴きに行ってきました。
会場は東京オペラシティコンサートホール。本来であれば東京芸術劇場なのですが現在設備更新工事のため休館中のためオペラシティになりました。
曲目は
ドブリンカ・タバコヴァ:オルフェウスの彗星(日本初演)
モーツァルト:オーボエ協奏曲 ヘ長調 K.293 (G.オダーマット補筆版)(日本初演)
リムスキー=コルサコフ:交響組曲 <シェエラザード> 作品35
指揮はデリヤナ・ラザロヴァ、オーボエソロはアルブレヒト・マイヤー。
はい、今回はただただマイヤー様のオーボエを聴きたくて来ました。
ベルリン・フィルの首席奏者を35年務めている現在最高のオーボエ奏者。ベルリン・フィルの公演の音源や放送を聴く度その美しくつややかに響く音に何度魅了されたか。生でソロを聴くためにはベルリン・フィルを聴きに行かなくてはならないのですが、そのチケットの高騰具合が半端なくとても行かれないため諦めていました。そうしたら今年の3月くらいに届いた読響の年間予定にマイヤー様のお名前を発見し。もうーーー飛びあがって喜びチケット発売となって即購入だったわけです。
今回演奏されたモーツァルトのオーボエ協奏曲は1778年に着手するも放棄され未完のまま残されたそうです。それをスイスの作曲家でありオーボエ奏者のゴットハルト・オダーマットがマイヤー様の協力を得て、1楽章はモーツァルトの楽譜を元に、2・3楽章はオダーマットが作曲し2024年に補筆版として完成されました。これがモーツァルトの作品なのかという議論もあったそうですが、マイヤー様のオーボエで世界中で演奏をされているそうです。
とま、曲についてはこう言うことなのですが、私には正直関係なく(というのは決してよいことではありませんが)ただただひたすらマイヤー様の美しく軽やかで時に艶やかに響くオーボエの演奏に浸っておりました。もちろん今までも他のオーボエ奏者の演奏は聴いています。自信学生自体は伴奏をしましたし、今でも時々弾いてます。それでもこんな素敵な音は聴いたことがありません。天上の音、美しき響き。それがコンサートホールに響き渡り色に染まる。最高に幸せな時間でした。時々一緒に指揮をしながら、またトゥッティ部分を演奏しながらソロを吹き、カデンツァではその技巧を余すところなく発揮して本当に軽やかに転がすような、同時に星のようにキラキラと輝く音。これが正解最高の演奏なんですね~。さすが私の(どこが)マイヤー様!
アンコールはJ.S.バッハのカンタータ『わがうちに憂は満ちぬ』BWV21よりシンフォニアを弦セクション各トップ奏者と共に。そして同じくJ.S.バッハのミサ曲ロ短調BWV232よりアリア『父の右に坐したもう主よ』より一部をソロで演奏をされました。曲目については日本語で解説。これも素敵でした。
前半のドブリンカ・タバコヴァ:オルフェウスの彗星(日本初演)は交通トラブルで聴くことが出来ず残念。後半のリムスキー=コルサコフ:交響組曲 <シェエラザード> 作品35は圧巻の演奏でした。デリヤナ・ラザロヴァのシェエラザードは今まで聴いた中ではとてもすっきりとした解釈だった気がします。飽きずに聴くことが出来ました。弦と管のバランスも最高でした。
今年はあと2回読響を聴きに行きます。楽しみ!
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