一昨年、昨年とJPTAを受けさせましたが今年はやめることに。
理由は今年の課題曲が結構難しかったこと。奇数学年ですので1年上の生徒さんたちと一緒に受けなくてならず、そうなりますとやはり難しいことが多いです。特に今年はどの学年の課題を見てもかなりのレベル。すなわち2年生や4年生にはちょうどよくとも1年生や3年生にはかなり大変。と言ってその中にあるまずまず優しめの曲を選ぶやはり全国大会に出るのは不利。なのでここで無理をする必要はないでしょうということで。
オーディションを受けるとなれば11月までの4ヶ月、最大来年3月までの長期に渡り課題曲に取り組むことになります。もちろん他の曲も平行して練習をしますがそれでもストップすることも多く。なのでその分練習曲・バッハ・曲を多く勉強してレベルアップをする方が良いということになりました。
小学校の低学年はまだ学校も忙しくなく時間の余裕もあります。また1年生は環境の大きな変化もあり落ち着かないという面も出てきています。なのでこの時期に短時間で譜読みをし曲を仕上げるということを繰り返すことで、多くの曲を経験でき、かつ1曲を仕上げるペースを上げる絶好の時期となります。これは後々自身のレパートリーを広げることにもなります。
私が桐朋の音高に入って2年目くらいのころ、音楽理論の先生から雑談で言われたことがあります。それは『常にコンチェルト(協奏曲)のレパートリーを3曲は持つように。またリサイタルが出来るプログラムを2つもつように』ということ。卒業をしたあとどこにチャンスがあるか分からない。誰かの代役として弾いてくれと言われることがあるかもしれない。その時に断ってしまうと二度とチャンスは来ない。一度断れば二度目はない、ということでした。その頃はまさか~と思って聞いていたのですが、実際私にもそういう仕事の依頼が来たことがあり、四苦八苦して何とかこなしたという経験があります。その根底には私自身とにかく譜読みが苦手で、新しい譜面が来るとそれだけでもう大変。それでも受験前の中学生ころより音高に入って2年目くらいになると少しずつ苦手意識が少なくなったのは、私の恩師が、練習曲(モシュコフスキーやショパンの練習曲)の新曲は1週間で暗譜までしないとレッスンをしていただけない、バッハや曲は暗譜はせずとも曲として仕上げてなければレッスンにならない、という方でしたので、相当に鍛えられたということもあります。
同門の先輩後輩は普通にこなしていたところからすると、恩師の系列で勉強をしていなかった私は相当にのんびりと過ごしていたこともあり、その差が歴然と出ていたことになります。これは子供のころからの過ごし方、曲への取り組み方が原因と思えるので、逆算をしてこの時期からというのが分かれば防げるわけです。
先日のエリザベート王妃国際コンクールで2位になった久末さんは、本選で弾いたブラームスの2番の協奏曲について、今まで1度も本番で弾いたことがない曲だった、とインタビューで話されています。普通コンクールの本選ではそれまで弾いたことがある、手に慣れている曲を弾く場合が多いのですが、彼はあえてそれをしなかったと。つまりそれだけレパートリーがあるということです。いつでも舞台に上げられるレパートリーが。
コンクールやオーディションを受け続けれるとどうしてもこのレパートリーの部分が犠牲になる危険性があります。これを回避しないといつも同じ曲を弾いているという印象が強くなってしまいます。
短期間でいかに曲を人前で弾けるくらいに仕上げるか、それはやはり初期教育の課題だと思います。これはおそらく私たち教育者にとっての最も重い課題かもしれません。
☆HPです。色々載せてます。
山之内ピアノ教室
随時生徒募集中です(^^)
是非お立ち寄りくださいませ♪
☆お問い合わせ、入室ご相談は
yuko_yamanouchi@hotmail.co.jp
こちらでも承っております(^^)
☆読者登録はこちらから♪
☆ランキング参加中。よろしければポチをお願いいたします(^^)
にほんブログ村
にほんブログ村


