王子ホールで開催されました『ダニエル・オッテンザマー クラリネット・トリオ・アンソロジー』に行ってきました。
メンバーは
クラリネット:ダニエル・オッテンザマー
チェロ:シュテファン・コンツ
ピアノ:クリストフ・トラクスラー
曲目は
フォーレ:三重奏曲 ニ短調 Op.120
ニーノ・ロータ:クラリネット三重奏曲
タネジ:コルテージュ・フォー・クリス(クリスのための葬列)
ベートーヴェン:三重奏曲 Op.38 (七重奏曲 Op.20)
アンコールが
ベラ・コレーニ:ホラ
パウル・ユオン:4つのトリオ・ミニチュアールより 第1曲 夢
オッテンザマーに関しては数年前、元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者の父故エルンスト、元ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者の弟アンドレアスとともに結成したクラリネット・トリオ「ザ・クラリノッツ」の演奏をNHKにて聴きそれからのファンです。もちろんダニエルのファンでもあります。
これを聴いた時に、なんてクラリネットって面白いんだ、そしてこうも色々出来るんだ!と驚き感激した記憶があります。残念ながら2017年に父エルンストが亡くなり生で聴きたい!と思いは叶いませんでした。だからこそ今回の演奏会はとっても楽しみでした。ちなみに一昨年のこのトリオの来日の際は残念ながら売り切れで聴けなった。。。なのでなおのこと楽しみで楽しみで。。。
で、ホールに入り着席、息をのんで開演を待つ。ベルが鳴り注意事項のアナウンス(早く始めてよ~心の声)が終わりいよいよ開演。
3人の登場。そして演奏~感激!となるのですが今回は違った。ステージに上がった3人、かっこいい~~~~~なんであんなにかっこいいの~~~~~眼福!!!でした。ほんと絵になる3人。スタイル抜群、足長い、頭小さい、腕長い、立ち姿最高、座っても最高、演奏している姿はも~~~表現できません!
まじにミーハー化してました。
もちろん演奏も素晴らしい。幼馴染という3人。何をしたいか、どう表現をしたいか分かり切っていて、とにかく楽しくて仕方がないという感じ。どんなに大変なパッセージもどんなに深い音楽も3人の手にかかればなんてことない、という音楽。ただただすごい、としかなかったです。
3人の才能もあるでしょうが、小さい頃から築き上げた基礎と音楽への向き合い方、そして作曲家を知り相手を知るという心、どれ1つかけてもこの音楽は成り立たないです。今まで色々なアンサンブルを聴いてきましたがこれは極めつけの1つですね~。なんかとっても羨ましくなってしまいました。こういう音楽してみたい!こういう音楽をお客様に届けてみたい!
前半1曲目が終わったところでオッテンザマーが、後半始まる前にコンツがそれぞれとても分かりやすい英語で曲の説明をしてくれました。時々ジョークを入れて。アンコールも1曲ずつ。王子ホールのように小さめのホールだからこそ出来ることなのかもしれませんが、それがまた彼らの飾らない普段着のような姿勢が見えて、音楽って特別なことではないみんなで楽しむものなんだよという姿勢が感じられて嬉しかったです。
また是非来日してほしいです。その時は今回杉並公会堂でもあった公演に行かれなかったので全部行くぞ!その前にCDほしいかも。。。
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