2024年03月16日

突然の訃報

発表会を明日に控えた午後突然の訃報。
高校入試の際ソルフェージュを教えていただき、桐朋卒業後もずっと交流が続き、私のコンサートにも何度もいらしてくださった先生が一昨日亡くなったとのこと。
昨年11月にご主人様と久しぶりにお目にかかり楽しいお話をたくさんしてきました。夏にコロナにかかったこと。副反応が大変で今でも通院が欠かせないとのこと。お孫さんがとても歌が好きで今現在ウィーン少年合唱団に入っていることなどなど。本当に楽しかった。PCの電源が入らないと困っていらしたので、機械音痴の私が考えて原因を突き止めて開通させた時、これですぐにまた使えるわと喜んでいらした。スマホの音が出ないと仰るのでみてみたら、音量が最も小さくなっていたのでそれを上げて差し上げたら、老人は機械に弱くって本当に困るのよ、ハハハハハ、って笑っていらして。
接骨院があるため早めにお暇したのですが、次回は時間をたっぷり作って手料理とリュックサックを担いで伺います、とお約束をしました。まさかそれが最後になってしまうとは。
知らせてくださったのは私の同期の先生のお嬢様。いきなりメッセージが来たので嫌な予感がしたのですが、、、

ウィーン少年合唱団が来日の際はお教えするわね、ここにある本ご入用だったら持って行って、この部屋懐かしいでしょ。

今でもあの時の笑顔や話したことを鮮明に思い出します。メールボックスには先生からの多くのメールが残っていて。でももう二度とここにメールが来ることはない、スマホにも着信があることはないと思うと本当に悲しく寂しく。母よりも母みたいな方でした。

荒木先生、今まで本当にありがとうございました。たくさんの思い出、お話の数々心に刻みます。先生のお顔も生涯忘れません。どうぞごゆっくりお休みください。









ラベル:日記 ピアノ
posted by Kemeko at 23:52| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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