今日はこちらを聴きに。

樫本さんを生で聴くのは初めて。
骨太の音を想像していたのですが違ってました。柔らかくて心地の良い音。
その音で聴く雨の歌は心温まる音楽。
クララ・シューマンの3つのロマンスは小さい子供にお話をしているよう。
最後のシューマンの2番のヴァイオリンソナタは力強さと繊細さの両方を併せ持った名演でした。今までコンサートでこの2番を聴いたのは2回だけ。それほどに難曲であると言えると思うのですが見事でした。
そしてピアノのル・サージュも素晴らしかった。普通あそこまで弾いたらソロを潰すでしょうというような強さなのにそれが全くない。もちろんそれに負けない強さを持っている樫本さんですが、フレーズの感じ方、音色の切り替え、音楽の作り、どれをとっても自分を崩してない。なので出て来る音楽が2倍な訳で。
日本にも素晴らしい室内楽のピアニストはいらっしゃいますが、昨年のバッカス、今回のル・サージュの域にはまだまだかと。本物を再び聴けたという幸福感でいっぱいでした。
また聴きたいなぁ。
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