2026年03月03日

レッスンを始める時期について

ミラノ・コルティナ冬季オリンピックが終わって2週間が経ちました。
早いです。期間中は完全に寝不足。早起きをしては応援。素晴らしい演技やレースに感動。大好きなりくりゅうや花織ちゃんに感動。充実の17日間でした。
4年後はどんなオリンピックになるのか、今から楽しみです。
その前に今週からパラリンピック、そして2年後ロスで夏季オリンピックです。

さて本題。
よく聞かれることの1つに始める時期があります。
私は、年少の夏前から、遅くとも年中には、と聞かれた場合勧めます。
もちろん年長から入られる生徒さんもいらっしゃいますし小学生から始める生徒さんもいらっしゃいます。
ただ経験上「年少の夏前から、遅くとも年中」がベストかなと思います。

まずなぜその時期かと言いますと忙しくない。
確かに小学校受験を念頭に幼稚園教育を行う園は多いです。となっても本格化するのは年長から。その前段階では基本的なこと、『座る・話す・答える・聞く』を中心に文字、計算等を行うようです。
となれば忙しくなる前に始めてしまえば、基本的な園での生活に役立つことも一緒に学べ、『座る・話す・答える・聞く』が出来なければお稽古事は成り立ちませんから、一石二鳥の効果が出ます。尚且つ年長・小学生で始めるよりもゆっくりした速度でレッスンを行えますから生徒さんにも負担がかからない。また合わないなと思えば方向転換も出来ます。
逆に年長・小学生で始めるとなりますと、どうしてもスピードが要求され、段階を省略して教えなくてはならず、それが生徒さんにかなりの負担がかかります。確かに言葉も分かり頭もしっかりしていますから何事もすんなり進められると思われるでしょうけれど、実は続かない率はこの時期から始められた生徒さんの方が高いです。

どうしてそうなるか、それは導入部分が簡単に終わってしまうため、レベルアップした際急に難しさを感じるようになり嫌になる、という事がまず1つです。年少・年中向けに書かれている教本ですから年齢が上であれば簡単なのは当然。どんどん進んでいざ先のレベルとなった際、今度はすぐには出来ないため嫌になるわけです。
むしろ小さい頃に少しずつでも苦労をして進んでいく方が、難しくなっても苦労に思わない、そんなもんかと進んでいけます。
階段を一段一段しっかりと上がれば急に段差が大きくなってもまた一段ずつ上がればよいとスピードが落ちても気にならないことと、二段飛ばしで上っていきなり段差が大きい階段で一段ずつしか上がれなくなりそこで急に大変さばかり思うようになる、という感じでしょうか。
ならば大きい生徒さんも同じように一段ずつと考えればとなりますが、頭がしっかりしていて理解力もあれば先に自分から進みたがりますし、自分より小さい子供がもっと先を弾いていればやはり先へ先へと思うのが自然です。そうするとどんどん先走るようになり、一番大切なコツコツと1つずつということが置き去りになり最終的に『難しい・大変』となってしまうわけです。

そしてもう1つは生活習慣です。楽器を習う場合どうしても練習というものがついて回ります。その時間を最初は10分程度から始め、決まった時間に行うという習慣をつけなくてはなりません。これを年少・年中のうちにつけてしまえば大きくなってもそれがルーティーンになって自然に練習をするようになります。しかし好きな時に好きなことをする、また遊ぶ習慣がついてしまっているとこれをいきなり変えるのは難しいです。
遊ぶことは大切です。しかしそこにはすべきことをしてから、あるいは遊んだら今度は練習、というきちんとした約束と時間の使い分けとさせなければなりません。これはのちに勉強をする習慣にもつながります。
これをせずに7歳まで過ごしてきて、いきなり練習をしなさいと言ってもそれは無理です。

最後に小学生から始めると難しいこととして『自分は出来ている』という変な自信を持ってしまう事です。今までも何人もの小学生始まりの生徒さんのレッスンをしてきました。ある程度まではすんなりなのですが、それ以降になるとピタっと進まなくなります。それは結局先ほどの習慣ということもありますが、今までこれで良かったのだからなぜ先生が色々注意するのか分からない、注意を守らなくてはならないかが分からない、という事です。これは人の話を聞くという習慣にもつながりますから、その部分が出来ていないと難しいです。
もちろん全員がこういうわけではありません。
稀な例として小2で始めた生徒さんが小6の4年間でモーツァルトのピアノソナタをかなりきちんと弾けるようになったということがありました。しかしこれは上に2人のお兄さんがいてその練習している姿勢を見てきたこともあり、また本当に好きだったので、どんなに疲れていても毎日の練習を欠かすことはなかったようです。ただこれは本当に稀だと思います。

本人がその気になるまで待ちました、と仰って小学生になって習わせる親御さんがいます。そして続かなくなり、もっと早く始めていればよかった・・・とがっくりとして辞めていく姿をたくさん見ました。習わせたいと思うのであれば生徒さんの負担にならないよう早く始めて、合わないな、無理かな、と思われれば辞める、という勇気が必要です。ピアノを買わなくてはならないから慎重に、というのであれば中古で今はたくさん良いピアノが出ていますし、必要がなくなれば売ることも出来ます。電子ピアノは粗大ゴミですがアコースティックは再生が出来るので引き取ってくれます。

どんなことにも合った時期と方法があります。
それを見誤らないようお母様方には是非考えていただきたく思います。

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posted by Kemeko at 17:10| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年02月18日

読売日本交響楽団第 第689回 名曲シリーズ

コンサートへ行くぞ!第1弾

今年最初のコンサートは読響です。

IMG_3203.jpeg

と言っても実は読響を聴きたかったのではなく、共演したピアニストの演奏を聴きたくて。。。
共演ピアニストは中川優芽花さん。
21歳でクララ・ハスキル国際ピアノコンクールを制した方で、昨年のエリザベート、ショパン両コンクールに出られた方です。某国営放送のショパンコンクールの特集でご覧になられた方も多いのでは。
私も実はこの両コンクールで初めて演奏を聴きファンになりました。

昨年1月に富士山静岡交響楽団のソリストとしてショパンの1番の協奏曲を演奏されたことは知っていて、その際どんな感じの演奏家は実際にオーケストラで演奏された方に伺いスタイル等は知っていました。その時からこれは聴いてみたいピアニスト!とピンときたわけで。しかしコンクール、特にエリザベートに出た後からのものはほぼ即日完売状態。聴きたくても聴けない状況が続き。今回の読響については昨年の3月の段階で分かっていたので売り出し即購入、でやっとやっと生演奏を聴けたわけです。もう感涙。。。

曲目は
ウンスク・チン:スビト・コン・フォルツァ
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品19
マーラー:交響曲第1番 ニ長調「巨人」

指揮はケレム・ハサン、ピアノは中川優芽花。

まずベートーヴェン2番の協奏曲。とっても良い曲なんです。私も大学3年の時の実技試験で弾きました。良い曲なんですがまとめるのが難しい。素敵に弾くのが難しい。センスを問われる協奏曲です。それを中川さんが選んだというのも納得かな。彼女だからあえてこれを選んだのではないかなと。
実際聴いてみてその考え当たり!と。
元々音が綺麗で音楽も自然。解釈も変に強調することもなく楽譜を深読みして弾く、とういうスタイル。ですので今回の2番も本当にお見事という演奏でした。
コンクールではほとんどがロマン派や近現代だったので音もそれに合わせたもの多く、その中でも課題になっていた古典派もきちんと音を弾き分けている印象が強かったです。それは彼女の音色(おんしょく)が本当に多彩だということ、あるピアニストの方がエリザベートの第1次予選の彼女の演奏を聴いた際、普通の人が24色の色鉛筆ならば中川さんは48色、いやそれ以上の色を持っている(色数はこんな感じだったと思いました)と評されていらっしゃいました。まさにその通りで今回もそれを生で感じ取れました。
この2番の協奏曲はどちらかというとベートーヴェンにしては小粒で軽やかの印象が強い曲です。オーケストラとの対話も多くそれだけに単に『ピアノ』の音だけでは済まない部分がものすごく多いです。それを彼女は見事にオーケストラに溶け込む、しかし決して消えることのない音で弾きました。そしてその音の美しさはクリスタルの光のような輝きがあり、決してオーケストラに沈むことがなく。現在24歳くらいのはずで、その若さでここまで弾くか~と驚きかつ嬉しかったです。
下手をしたら眠くなるような2楽章も心地よく聴け、3楽章の日本人にはむずかしい8分の6拍子を軽やかに、シンコペーションやヘミオラもとてもおしゃれに。言うことなし・・・でした。
そしてアンコールがメンデルスゾーンの無言歌週から作品67-2。ベートーヴェンとは真逆の重みと暗さのある曲。それを今度は全く違う音色、深さで弾き分けていました。もちろん音楽も。

まだ学生を続けているという事ですが、このまま行くと一体この後はどうなっていくのか。楽しみのような恐ろしいようなです。
今年はこの後7月にラフマニノフJの3番の協奏曲があるようで、その後ソロコンサートがあります。今から楽しみです。

そしてオーケストラ曲。
読響の皆様。すみません。。。実はこちらについてはあまり感想がなく。。。タイタンも聴いたことがあるのですが、とにかくベートーヴェンの余韻がすさまじく。すごく良かった~というのはありますが、それ以上の感想となると本当に勉強不足でした。次回はしっかりと勉強をして伺いますm(__)m

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posted by Kemeko at 14:55| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年02月05日

結実運?

今年も立春になり1年が始まりました。
どうやら今年は今までの努力が実り結果が出るとのこと。
しかも良い縁に恵まれるとのことで新しい出会いもあるかも。。。

その運気に乗ってなのか、一昨日年が変わる前に1つライブコンサートが決まりました。
ほんのちょっとしたことから決まったことなのですが、私にとってソロコンサートはもしかしてお初?室内楽のコンサートやジョイントは多々ありますが、1人でのフルコンサートは初めてかも。確かに大きなホールやサロンという事ではないですが今から考えるとあらま~~~。何てこと決めたんでしょう!

ま、暗譜をする必要もないし、トークもあるので肩ひじ張らずほんわか行いたいです。

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